交通事故 [事例18]
後遺障害14級、素因減額の主張を排斥し示談金380万円超獲得
40代女性
主な症状 | 損害賠償額 |
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頚部捻挫、背部挫傷、腰部挫傷等 | 380万円 |
背景
Aさんは、車を運転し信号待ち停止中に加害車両に追突されました。
相談時点ですでに治療は終了していたのですが、後遺障害申請の手続から、その後の交渉までをお願いしたいということでご来所・ご依頼されました。
対応
治療終了段階からのご依頼です。後遺障害等級の認定手続きを行い、無事14級を獲得しました。
ところが、交渉段階において、保険会社側は素因減額の主張をしてきました。14級の前提となるヘルニアは前からあったという主張でした。
しかし、実務を理解している場合、前から原因があったところで、それが経年変化であって病変とは言えない程度のものであれば、素因減額の対象となることはないことは明らかでした。
そこで、我々の方でそのような反論をしたところ、素因減額の主張は撤回され、通常通り減額無しの交渉となりました。
結果
結果として、後遺障害の逸失利益は満額、後遺障害を含めた慰謝料9割、休業損害も主婦休損約65%という数字にて終了しました。
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